隠しページ
ストーリーあらすじ
メインストーリー 第1章
はじまりのいろは
第1話
小さいキュゥべえ
知らない女の子の夢を見るようになったのは、あのキュゥべえのせい?
環 いろは
以前、神浜市に訪れてから、“知らない少女の夢”を見るようになった“環いろは”。
繰り返し“知らない少女の夢”を見るたびに、胸にざわめきを覚えるようになったいろはは、夢を見るようになった原因を探すために、再び神浜市を訪れることにした。
第2話
神浜市の魔法少女たち
私、どうして使い魔なんかに
やられたんだろう…
環 いろは
夢を見るようになった原因を探す中で、ひとりの魔法少女を助けたいろは。
その少女から聞いたのは、いろはが夢を見る原因になったと考えている“小さなキュゥべえ”が、少女を助けた魔女の結界の中に居たという話だった。
結界を探し、ついに“小さなキュゥべえ”を見つけたいろはだったが、そこに現れたのは使い魔の群。囲まれたいろはは激しい攻撃を受けると、気を失ってしまった。
第3話
夢で見る少女…
きっとあのキュゥべえは、私にとって
かけがえのない存在だと思う
環 いろは
“十咎ももこ”に助けられたいろはは、彼女から調整屋の“八雲みたま”を紹介してもらった。
魔力を強化してもらう中で、『自分が魔法少女になった時の願いを忘れている』ことに気付いたいろはは、その事実が“知らない少女の夢”と関係していることを察して、再び“小さいキュゥべえ”を探し始めた。
ところが、“七海やちよ”が立ち塞がったことで事態は変わる。いろはは“小さいキュゥべえ”がいる結界の魔女をどちらが先に倒せるか、やちよと勝負することになってしまった。
メインストーリー 第2章
うわさの絶交ルール
第1話
ふたりの親友を訪ねて
ういと一緒だったあのふたりなら、
きっと覚えてるはず
環 いろは
“知らない少女の夢”を見るようになった原因を探すため、神浜市にやってきたいろは。
原因と思われる“小さいキュゥべえ”を抱きしめたとき、いろはは“知らない少女の記憶”が自分の中に溢れてくるのを感じ、その少女が『自分の妹“環うい”』であることを思い出した。
なぜ妹のことを忘れていたのか、なぜ妹の物が家の中から無くなっているのか、いくつもの謎を残したまま、いろははこれからも、神浜市で妹を捜し続けることにした。
第2話
神浜市に溢れる噂
ももこさんたち、本当に大丈夫かな…私にできることってないのかな
環 いろは
ういの親友“里見灯花”と“柊ねむ”を思い出したいろは。ふたりがういを覚えている可能性を信じて入院先の病院を訪ねに行ったが、ふたりに会うことはできなかった。
その後、やちよと再会したいろはは、神浜市では噂が現実になることや、『絶交ルール』という、絶交したのに復縁しようとするとバケモノに捕まるという噂の話を聞かされる。
そして、やちよと別れた後、いろはは正に“絶交”するふたりの少女の姿を目撃してしまった。その少女たちは、以前いろはを助けてくれた、ももこの仲間だった。
第3話
ももこの鉢合わせ作戦!
ほんっと、今まで、こんなにケンカが続くことなんて無かったんだけどなぁ
十咎 ももこ
絶交したのに復縁しようとすると、バケモノに捕まってしまう。そんな『絶交ルール』を聞いた矢先、ももこの仲間“秋野かえで”と“水波レナ”が絶交するところを見てしまったいろは。
ももこと話す中でいろはは、ももこが噂のことを全く信用していないことや、かえでとレナがケンカをしても、普段から時間が解決してくれていることを知る。
ところが、かえでとレナは仲直りをする気配を見せず、とうとう痺れを切らしたももこが、ふたりの仲直りのために奔走し始めた。心配になったいろはも、ももこにお願いをして、ふたりの仲直りを手伝うことにした。
第4話
消えたかえでを探して
本当に噂が現実になったの…?
早くかえでちゃんを見つけないと…
環 いろは
レナとかえでを仲直りさせるため、ももこと一緒に、ふたりを鉢合わせさせる作戦を始めたいろは。
いろはがレナの説得に悪戦苦闘していると、現れたのはかえで。
彼女が謝罪をしようとすると、全力で拒否して逃げようとするレナだったが、結局謝罪されてしまう。慌てる姿を見たいろはは、初めてレナが『絶交ルール』を気にしていることに気付いた。
だが、謝罪をして復縁しようとしても、周りに何も変化は起きない。ホッとするいろはたちだったが、突如現れた使い魔によって、かえではさらわれてしまった。
第5話
牙を剥くウワサ
信じるしかないみたいだな
神浜市では噂が現実になることを…
十咎 ももこ
かえでがさらわれてレナが去ったあと、ももこと合流して魔力の痕跡を追いかけ始めたいろは。
魔力を追い切れず、みたまを頼ろうと思った矢先、いろはの前に、解決方法を聞いてきたレナが戻ってきた。
その方法とはレナ自身も謝罪することで、かえでをさらった相手をおびき寄せるというもの。実際にレナが行動に移してかえでに謝罪すると、いろはたちの前には、先ほどの使い魔と操られたかえでが現れた。
そこにやちよがヘルプでやってくると、やちよにかえでを任せ、いろはとももこは結界内に居る魔女を捜し始めた。
メインストーリー 第3章
神浜うわさファイル
第1話
何でもできる世界
いろはちゃん…
ずいぶん深い溜息ついてんなぁ…
十咎 ももこ
やちよとももこと協力して、かえでとレナを助けたいろは。
その後、変身能力を持つレナの協力もあって、灯花とねむが入院していたことを知り、いろはは自分の記憶に自信が持てるようになった。だが、新たな謎も残されていた。
それは、今回の敵が魔女ではなく“噂を現実にするウワサ”という存在であり、噂が現実になる神浜市では避けられない存在だということ。
一抹の不安を残しつつも、灯花とねむの情報を得たいろはは、これからも神浜市でういを探し続けることにした。
第2話
神社の噂
ういが噂に巻き込まれてる…
それだって有り得るんだよね…
環 いろは
ういを覚えているかもしれない灯花とねむ。
ふたりの所在を探すいろはだったが、その手がかりは掴めずにいた。
そんなとき、かえでから「絶交ルールのウワサを倒した後、いなくなっていた子が帰ってきた」という話を聞く。
いろはは、有り得ない話だと思ったが、ういの「この世界ってなんでもできる」という言葉を思い出すと、気持ちを切り替えて、神浜市にある噂を調べてみることにした。
ういが何かの噂に巻き込まれているかもしれない。また、噂を通してういが見つかるかもしれないと。
第3話
昔話の足跡をたどって
よっし!
ふたりだったら何でもできる!
口寄せ神社なんて簡単に見つかるよ!
由比 鶴乃
噂を調べ始めたいろは。
人に声を掛けるだけで緊張し、やちよにも気持ちが半端だと怒られてしまういろはだったが、みたまから『神社にまつわる噂』があると聞くと、水名区に行くことにした。
聞き込みをしても神社の噂を聞けずいろはが考え倦ねていると、そこに現れたのは“由比鶴乃”という少女。
いろはは、彼女から“会いたい人に会える”『口寄せ神社』という噂を聞くと、ういに会えるかもしれないと、鶴乃と一緒にその神社の噂を調べることにした。
第4話
口寄せ神社
この魔力反応、
早く対処しないと危険だわ
七海 やちよ
鶴乃と一緒に『口寄せ神社』を調べ始めたいろはは、“縁結びスポット”が見つかるという水名区の昔話を追いはじめた。
途中、それが町のスタンプラリーであり、ふたりで回る必要があると気付いたいろは。ところが、同じスタンプラリーに参加していたやちよと出会うと、協力することになった。
ふたりが辿り着いた“縁結びスポット”は水名神社。いろはは『口寄せ神社』ではないかと期待したが、やちよ曰く違うということだった。
何の収穫もなく、その日は帰ることになったいろはだが、帰りの電車の中でビルの屋上に神社があるのを見つけた。
第5話
参拝する少女たち
ドキドキして、全然眠れなかったよ…
うい、待っててね…
環 いろは
再び鶴乃と分担して『口寄せ神社』を探すいろは。
いろはは、ビルの屋上にある神社を見つけるために廃ホテルの中に入って行くと、強い魔女の反応を感じ取って結界の中に入って行った。
苦戦を強いられる中でやちよに助けられ、協力して魔女を倒すことになったいろはは、その中でやちよも『口寄せ神社』を調べていることを知った。
また、共に戦う中でやちよから魔法少女としての実力を認めてもらったいろはは、『口寄せ神社=水名神社』だと教えて貰うと、やちよと共に噂を調べることにした。
第6話
ふたりの会いたい人
ここに、ういがいるの…?
環 いろは
『口寄せ神社』の場所が判明し、ういに会えることを想って胸を高鳴らせるいろは。
やちよと鶴乃と3人で夜の水名神社に入ると、やちよから『口寄せ神社の噂』の詳細を聞き、その内容にある通り、絵馬に会いたい人の名前を書いてお参りする事にした。
いろはは絵馬にういの名前を書くと、鶴乃に背中を守られながらやちよと一緒にお参りし、「ういに会わせてください」と強く願った。
鶴乃が気付いたとき、いろはとやちよの姿は消えていた。
第7話
穢れきるとき…
やちよさんに迷惑かけちゃった…
でも、浄化できれば大丈夫だよね…
環 いろは
噂の中でういを見つけたいろは。ところが、そのういは「神浜市で魔法少女は救われる」と言うだけで、いろはの前から消えてしまった。
一方のやちよも偽物の“梓みふゆ”に洗脳されかけていたが、いろはがみふゆを倒したことで事無きを得た。
噂の中から戻ってきたいろはたちだが、再びウワサの結界が現れる。“会いたい人に会い、幸せすぎて戻れない”この内容に反したいろはたちは、ウワサにとって消さなくていけない存在だった。
ウワサに魔法が効かず撤退することにしたいろはたち。
ところが、いろはが気を失いかける。彼女のソウルジェムは気付かぬうちに、“穢れを限界まで溜め込んでいた”。
メインストーリー 第4章
ウワサの守り人
第1話
フクロウ印の給水屋
今日のメニューは五目ラーメン!
ナルトにメンマにほうれん草!
唸れ!いろはちゃんの舌!
由比 鶴乃
ソウルジェムに穢れを溜めて倒れてしまったいろは。
ウワサに翻弄される中、彼女は”謎の生物”を発現させると、瞬く間にウワサを消滅させてしまった。
こうして窮地を脱したいろはたち。だがそこに、“巴マミ”がいろはのことを人型の魔女と勘違いして現れると、攻撃を仕掛けてきた。再び苦戦を強いられるいろはだったが、そこにももこが現れたことで、難を逃れることができた。
その後、やちよの家に行ったいろはは、彼女にこれから一緒にうわさを調べないか提案する。そして、やちよから快い返事をもらったいろはは、やちよと共に、互いが捜している人を見つけることにした。
第2話
傭兵フェリシアと謎の紙
昨日から何なんだろう…
どうして私のところに紙が落ちてくるの?
環 いろは
参京区にある鶴乃の中華屋“中華飯店万々歳”。ういの親友、柊ねむの家が常連かもしれないと聞いたいろはは、毎日、鶴乃のお店に通っていた。ところがねむは現れず、結局いろはは自分で参京区にある柊家を回ることにした。
道中、“フクロウ印の給水屋”を見つけたいろはは、そこで乾いた喉を潤すと、その直後から数字の書かれた紙が落ちてくるようになる。その数字は“24”から始まっていた。
ねむの家は見つからず万々歳に戻ってきたいろは。やちよに、ひとり神浜市に引越してくるという話をしていると、“22”と書かれた紙が落ちてくる。それを見たやちよは、いろはが何かに巻き込まれたかもしれないと言う。
第3話
黒い羽根の少女たち
あーもー噂とかいーだろ
それより、逃がした魔女をさがそーぜ
深月 フェリシア
紙の数字が“11”まで進み、危機感を覚えたいろはは、遂にやちよと共にうわさを調べ始めた。
原因と思われる“フクロウ印の給水屋”を見つけられないいろは。すると、そこに昨日一緒に水を飲んだ“深月フェリシア”が現れて、いろはは一緒にうわさを調べることにした。
一方やちよは、噂を流している使い魔のような存在を見つけ、それが語る内容を聞こうとした。だが突如現れた“佐倉杏子”によって逃げられてしまった。
うわさを調べるはずが、魔女に反応したフェリシアに翻弄されるいろは。暴走する彼女に戸惑いを覚えながらも、いろはは一度、やちよと合流することにした。
第4話
マギウスの翼
フェリシアちゃんは裏切ったりしない
きっとウワサの居場所を調べてきてくれる…
環 いろは
やちよと鶴乃と合流し、フェリシアが悪評高い傭兵だと知ったいろは。それでもフェリシアとうわさを調べることにしたいろはは、彼女の両親が魔女に殺されていること知る。
その後、噂を広めている使い魔のような存在を見つけると、いろはは“水を飲むと24時間以内に不幸になる”、“ミザリーウォーターのうわさ”に巻き込まれた事を知る。
そして、その噂を広める存在を追おうとしたとき、いろはは“うわさを守る黒いローブの魔法少女”たちに止められ、更にフェリシアに寝返られてしまう。
だが、フェリシアの寝返りは、やちよが彼女に報酬を約束し、敵を探るように伝えたからだった。
第5話
崇高な目的
魔法少女の解放…
あのマギウスの翼って人たち
口寄せ神社のういと同じようなこと…
環 いろは
フェリシアが戻らない中、彼女を尾行していた鶴乃が先に戻ってくる。いろはたちは鶴乃の案内で、途中までの道を進むと、演技ではなく本当に裏切ったフェリシアがいた。
自分の状況を把握していないフェリシアを説得するいろは。その中で、いろははフェリシアが金に困っていることや、彼女の不器用さが悪評を高めていたことを察する。
フェリシアの案内で地下水路に入ると、待ち構えていたのは黒いローブの魔法少女たち。彼女たちは自らを“マギウスの翼”と言い、“魔法少女を救う”ことが目的だと言う。
そこに一緒に水を飲んだ杏子が現れる。いろはは共闘することにしたが、不幸へのタイムリミットは刻々と迫っていた。
第6話
不幸が溢れるその角杯
よっしゃー行くぞ!
もうあと30分もないからな
ガッとズガンとやってやるぜ!
深月 フェリシア
黒羽根を倒して奥に進むいろはたち。するとそこには、黒羽根の上に立つ白羽根、“天音月夜”と“天音月咲”がいた。
地下空間で笛の反響を利用し、巧みに攻撃してくるふたり。鶴乃の気転によって形勢逆転したいろはたちだが、穢れを溜めた月夜が、以前のいろはと同じ“謎の生き物”を発現させたことにより、再び窮地に追いやられる。
驚愕するいろはたちに天音姉妹は、“謎の生き物”は“ドッペル”という名で、神浜市で魔法少女が救われる“解放の証”であり、浄化されたソウルジェムこそ解放の証拠だと言う。
戦闘が激化する中、いろははやちよと鶴乃にその場を任せると、フェリシアと杏子と共に奥に進むことにした。
第7話
いろはの新しい日々へ…
よかったぁ、何事もなく終わって
あとは引越し先を見つけないと…
環 いろは
地下水路を進むと、何もないところで転んだり不運に見舞われるいろはたち。敵を倒しながら先に進むと、そこには水を溢れさせている大元のウワサ(リュトン)があった。
岩が落ちてきて簡単に近付けない中、杏子といろはが支えになり、フェリシアが力技でウワサに辿り着く。
残り1分と制限時間が迫る中、我武者羅にフェリシアが打ち飛ばしたウワサをいろはの矢が貫くと、いろはたちは間一髪のところで不幸を避けることができた。
しかし安堵したのも束の間。突如現れた女性を見て、やちよは目を疑った。現れたのは親友の“梓みふゆ”。“マギウスの翼”の一員だった彼女は、天音姉妹を連れて去って行った。
メインストーリー 第5章
ひとりぼっちの最果て
第1話
少女の声がする電波塔
少し前じゃ考えられなかったな…
こうやって、やちよさんの家で
3人一緒に暮らすだなんて
環 いろは
みふゆがマギウスの翼の幹部であり、ういもマギウスの翼に入っている可能性を知ったいろはたちは、これからは彼女たちと接触するために、うわさを調べることにした。
その帰り道、フェリシアに傭兵を止めるように説得するいろは。彼女を説得することは難航したが、やちよが住む家を与え、鶴乃が自分の中華屋でお手伝いをすることを提案した結果、フェリシアは専属の傭兵として、やちよの家に住むことになった。
そして、両親の海外出張に合わせて引越し先を探していたいろはもまた、やちよの提案によって、彼女たちと一緒に暮らすことになった。
第2話
繋がらない手がかり
前に調べたときの電波少女とは
間違いなく声が違ってた
なにがあったのかしら…
七海 やちよ
やちよの家に住み始め、家の整理も終わったいろはは、やちよたちと一緒に料理をしたり食事をしたりと、家族同然の時を過ごす中で幸せを噛みしめていた。
一方、マギウスの翼の追跡が難航する中、鶴乃が大きいうわさを調べるべきだと提案すると、やちよは“電波少女”という噂の話をする。だがやちよは、“電波少女”は“ただの噂”と考えていた。
ところが、電波塔で“電波少女”の声を聞いたやちよは、前の声と違うことに気付き、改めて調べることにする。
そしてその夜、いろはのスマホに謎のメッセージが届いた。それは彼女に救いを求める謎のメッセージだった。
第3話
電波少女と二葉さな
フェリシアはきっと調べるのを
面倒臭がってるはず!
お姉さんにはお見通しだよ!
由比 鶴乃
電波少女について調べ始めたいろはは、ももこに協力してもらったことで、その情報の発信源があるホームページであることや、ひとりぼっちの最果てという場所を知る。
その後、いろはたちは電波少女を知ってそうな少女を見つけると、その少女が魔女の口付けを受けていることに気付き、その少女を追いかけていった。
その少女を助ける中で、”鹿目まどか”という魔法少女と出会ったいろはたち。彼女と共に魔女を倒して少女を助けると、人を捜すまどかと、行動を共にすることにした。
そして、いろはは助けた少女から話を聞いた。それで分かったのは、電波少女は水名女学園の生徒だということだった。
第4話
メッセージは何を求めて
ずっと送られてくるメッセージ…
ずっと無視してるのに…なんで?
環 いろは
いろはたちが電波少女を調べている一方で、鶴乃とフェリシアは、マギウスの翼・天音月夜から、電波少女について聞き出すため、水名女学園に向かった。
計画通り月夜を捕まえるが逃げられてしまう鶴乃たち。ところが、目の前に“暁美ほむら”という魔法少女が現れると、彼女の助力もあって、再び捕まえることに成功した。
その後、やちよとの電話で電波少女が水名女学園の生徒だと知った鶴乃は、月夜から電波少女が“二葉さな”だと聞き出した。そして、いろはたちのところに、ほむらが探している“鹿目まどか”がいることを知ると、鶴乃たちは、一度合流することにした。
第5話
ウワサの結界に潜む者
待っててね、さなちゃん
私が迎えに行くから!
環 いろは
鶴乃たちと合流し、電波少女が二葉さなだと知ったいろはは、やちよと話して謎のメッセージに返信することにした。
やりとりの中で判明したのは、相手がアイというウワサであり、彼女がさなを監禁しているということ。
アイから監禁しているさなを助けて欲しいと言われたいろはは、アイを知るために彼女の情報が載っているホームページを調べると、そこでアイが「名無し人工知能のうわさ」のウワサだということを知る。
そして、アイからさなと一緒にいる記憶を見せてもらうと、いろはたちはアイを信じて、“ひとりぼっちの最果て”に行くことにした。
第6話
アリナの作品
環さんたちが無事だったのはいいけど
この魔力は一体どこから…?
七海 やちよ
マミを捜すまどかとほむらと一緒に、アイがいる世界へと跳び込んだいろは。そこには「名無し人工知能のウワサ」“アイ”と“二葉さな”がいた。
同じ人間のいろはたちと出て行くことを、さなに勧めるアイ。だが、そうすれば「必ずひとりは監禁するウワサ」である彼女は暴走する運命にあった。
そこにマギウスのひとり“アリナ・グレイ”が現れると、彼女との戦いを通して、さなはマギウスの翼と戦う決心をし、いろはの言葉に背中を押されて、アイの下を去る決意をする。
暴走するアイを倒すと、消えゆく間際にアイは「ウワサなら環ういを知っている」と言い残して消えていった。
第7話
ここが私の居場所
やちよさんの家に来てから
さなちゃんも少しずつ慣れてきた
これからも仲良くできたら嬉しいな
環 いろは
アイの結界から出てきたいろはたち。アリナはアイの結界に隠していた魔女を自分の結界に入れて退避し、天音姉妹と黒羽根が道を阻むと、いろはたちが彼女たちと戦い、フェリシアが魔女を追うことになった。
結果、フェリシアは魔女が「アリナの作品」だということを知り、いろはたちは魔女を守ることもマギウスの翼にとっては、「魔法少女の解放」に繋がることを知る。
その後、フェリシアによって作品(魔女)が消されたことでアリナが暴走するが、みふゆの説得によって事無きを得た。
そして戦いが終わり、やちよに『家に来ないか』と提案されたさなは、それを受け入れることにした。
メインストーリー 第6章
真実を語る記憶
第1話
講義のお誘い
マギウスの翼…
できれば関わりたくないけれど
避けることはできないんだろうな…
環 いろは
さなと一緒に暮らし始めたいろはたちだが、さなは家の中で馴染むことができていなかった。
ところが、やちよの提案でみんなのマグカップを買いに行くと、5つ並んだマグカップを見て、さなは少しずつ明るくなり、積極的に関わるようになってくれた。
やちよの家に馴染んで覚悟を決めたさなは、実家に帰ることにする。そして、自分が居なくても変わらない家族を見ると、二葉家と決別する手紙を書いて家を去った。
こうして5人がひとつになると、いろははさなから、ねむの話を聞く。だが、それは敵とも味方とも取れない話で、いろはは混乱するばかりだった。
第2話
会場は記憶ミュージアム
その、あの…
本当にただの講義だって…
信じていいんですか…?
二葉 さな
さなも含めて5人チームになったいろは。
ある日さなの提案で、やちよにコースターをプレゼントしようとしたいろはたちだったが、サプライズ当日に現れたのはマギウスの翼であるみふゆだった。
みふゆからマギウスの翼に誘われて断るいろは。すると、“魔法少女の解放”に関する“講義”を聞いて欲しいと誘われ、いろはは会場の“記憶ミュージアム”を探すことにした。
やちよが家に戻り、鶴乃たちも家に入ってくると、みふゆはやちよだけを外に呼ぶ。みふゆがやちよに語ったのは「1年前の誓いを思い出してください…」というものだった。
それが何を意味しているのかは、分からない…。
第3話
マギウスの講義
もうひとりのマギウスが
灯花ちゃん…?
環 いろは
コースターをやちよに渡せないまま、記憶ミュージアムを調べるいろは。
ももこやみたまに聞いても何も知らなかったが、ゲームセンターに居たレナとかえでから連絡が来たことで、うわさを広げる使い魔のような存在を見つけた。
その後、“記憶ミュージアム”の内容を知り、鶴乃と鶴乃の父親によって場所の目星を付けたいろは。やちよに話をしたが、返ってきたのは協力しないという答えだった。
みふゆと話をしてから様子がおかしくなったやちよ。いろはたちは不安を抱えながらも廃博物館に向かう。
そこで待っていたのは、ういの親友“里見灯花”だった。
第4話
追体験学習
ぅ…ぅうん…
環 いろは
自分もういも憶えていないマギウスの“里見灯花”を前に、心の整理をしながら講義を聴くことにしたいろは。
講義で判明したのは魔法少女の真実。“ソウルジェムが魔法少女の命であること”、“魔法少女が魔女になること”、“神浜では魔女化ではなくドッペル化が起きるということ”、それをマギウスが実現させたということだった。
真実を踏まえて、マギウスの翼に誘われるいろはたち。それを断ると、いろはたちは“記憶ミュージアム”の中に連れて行かれ、みふゆの記憶を見せられることになってしまった。
一方ももこは、いろはたちが聞いたように、魔法少女の真実をレナとかえでに教えようとしていた。
アナザーストーリー 第2章
この町だけが違う
第1話
歯車の消失
隠れるのが上手ね
見付けるまでに手間取ったけれど…
一気に片付けさせてもらうわよ!
巴 マミ
見滝原でも風見野でもない、珍しく外の町で偶然出会った、“巴マミ”と“佐倉杏子”。ふたりの目的は等しく“魔女探し”であった。
杏子やキュゥべえとの対話を通し、マミは見滝原だけでなく、その他多くの町でも魔女が減少しているという事実を知る。
突如として起こり始めた“魔女の減少”を不審に思ったマミは、件の調査への一歩を踏み出す。
第2話
疑惑のさざ波
ソウルジェムに反応…!
…やっと見つけた…
どんなに隠れたって逃げきれないわよ
巴 マミ
佐倉杏子やキュゥべえとの対話を通して、見滝原のみならず、あらゆる町で魔女が減少している事実を知ったマミは、件の調査へと乗り出した。
突如として姿を見せなくなった魔女を追う中で、やがてマミはひとつの町へと辿り着く。
そこで出会った魔法少女と話すうち、マミはその町に関する驚愕の事実を知ることとなる。
アナザーストーリー 第3章
私たちと同じ姿
第1話
諸刃の剣
彼女にも…早く伝えなきゃ…
胸騒ぎがする…
これは…勘違いなんかじゃない…
巴 マミ
魔女の減少について調べるうち、神浜市へと辿り着いたマミ。
そこで出会った神浜市の魔法少女、水波レナから知り得たのは、神浜市だけは唯一、魔女が減るどころか、多くの魔女がひしめいているという驚愕の事実だった。
神浜市を注視すべき因子だと判断したマミは、仲間にもその情報を伝えるべく、帰路を急いだ。
第2話
噂の萌芽
これまで…躍起になって
魔女を探していたのが嘘みたい…
やっぱり、この町は異常よ
巴 マミ
他の町々では魔女が減少しているにも関わらず、多くの魔女がひしめく町、神浜市。
明らかに異質な町である神浜市を危険視し、自身は本格的に神浜の調査に乗り出すことを決め、対して、佐倉杏子には神浜には近付くべきでないとの忠告をしたマミ。
調査のためにと神浜を再訪したマミは、またひとり、神浜の魔法少女との出会いを果たすこととなる。
第3話
少女の呪い
チームの仲を引き裂くだなんて…
悪趣味なことをしたものね
せいぜい反省なさい
巴 マミ
神浜の魔法少女・秋野かえでとの出会いによって、魔女でもない、使い魔でもない、“ウワサ”なる、新たな敵の存在を知ったマミ。
新たな脅威に立ち向かうべく、未知の魔力を頼りにウワサの元へと急ぐマミだったが、
マミを待ち受けていたのは、予想外の“存在”だった。
アナザーストーリー 第4章
アイツから聞いた町
第1話
新天地の洗礼
ただでさえ魔女も狩れねぇのに
指を咥えて待つような性分じゃないんだよ
佐倉 杏子
風見野からも見滝原からも魔女がいなくなり、魔女と遭遇できなくなった杏子は、マミから聞いていた“ただひとつ魔女が集まっている町”、神浜市に行くことにした。
近付かないように言っていた、マミの忠告を無視して。
第2話
明瞭になる現実
あたしに落ちてきた紙はなんだ…?
ッたく、どこから手をつけて調べりゃいいかな…
佐倉 杏子
神浜に着いて早々に使い魔と遭遇し、神浜市の使い魔の強さを実感する杏子。
フクロウ印の給水屋という場所で水をもらうと、それから杏子の元に数字の書かれた紙が落ちてくるようになり、彼女は自分の身に起きたことを調べ始めた。
その原因の一端を、杏子は七海やちよという魔法少女に出会ったことで掴む。どうやら杏子は“何かの噂”に巻き込まれて居る可能性があるようだった。
第3話
心の別離
さっきは熱くなり過ぎたな…
ちっとばかし冷静にならないと
見えるもんも見えなくなっちまう
佐倉 杏子
調べる対象を、一緒に水を飲んだ少女に切り替えた杏子。
レナとかえでに声を掛けた杏子は、腹減りレナの傍若無人な振る舞いに巻き込まれ、中華飯店万々歳に連れて行かれる。
しかし彼女たちと行動する中で、杏子は自分が一緒に水を飲んだのは、いろはという少女であり、巻き込まれた噂が24時間以内に不幸になるというものだと知った。
アナザーストーリー 第5章
その秘密を知りたい
第1話
最後のパンケーキ
あの女の子が言っていたのは
どう受け止めたらいいんだろう…
暁美 ほむら
ほむらは、以前見た謎の少女が言っていた『神浜市で魔法少女が救われる』という言葉が気になっていた。
ほむらはまどかに神浜について尋ねてみると、まどかについてくると言われてしまう。
すると偶然出会ったマミに止められる。神浜は魔女が多く強いだけでなく、ウワサという未知の敵がいるらしい。
マミがウワサについて調べをつけるまでは行かないことにしたほむらだったが、マミは行方不明になってしまった。
第2話
ふたつの邂逅
巴さんは、そんな簡単に
やられたりしない
私の知る巴さんは…
暁美 ほむら
マミの失踪について確かめようと神浜市に行こうとするほむら。だが、まどかがそれを察して追いかけてくる。
その道中、魔女が原因でまどかと引き離されてしまうほむら。だが、鶴乃たちと出会ったことで、まどかが鶴乃の仲間と一緒にいることを知り、合流を果たすことができた。
そこにはマミが言っていた人型の魔女いろはの姿。一緒に行動することに抵抗感を示すほむらだったが、まどかの説得もあって、一緒に行動することにする。
第3話
不安と興味
神浜では本当に噂が本当になる…
これがこの町の普通…?
暁美 ほむら
いろはたちと行動する中で、神浜では本当に噂が現実になっていることを知ったほむらは、マミを助けるためにまどかと共にうわさの中に入る。
その中で初めてマギウスの翼と遭遇し、マギウスのひとりアリナと対面すると、彼女たちとの戦いの中で、ドッペルという魔法少女を解放する証のことを知る。
マミを見つけることが出来ずに、まどかと帰るほむら。再び神浜に来る決心をしつつも、神浜で見た不可解な現象が、魔法少女の運命を変える秘密なのではないかと考える。
魔法少女紹介
たまき いろは
環 いろは
一緒にいるから大丈夫だよ
不思議な夢の真相を探るべく、神浜市にやってきた魔法少女。
お人好しな性格で、気遣いが行き過ぎてしまうことも多々ある。
最新の流行には疎く、スマホの扱いもぎこちない。
日頃は控えめだが、ここ一番では芯の強さを見せる。
-
それを人は…絆って言うのかな
-
みんなで外食なんて…いつぶりだろう?
-
嫌われるのが怖くて…自分に嘘をついた
-
お帰りなさい。待ってたよ
-
大切だからっ…!本音でぶつかるんだよ!
-
ごめんね…お姉ちゃん、本当は…
-
ちょっぴり苦い…思い出の料理です
-
諦めなくって良かった…!
-
大丈夫って…信じてたから
-
お姉ちゃん、勝ったよ
-
強いお姉ちゃんになれたかな
びっしり書かれた料理レシピ
MEMORIA
栄養バランスや注意点が細かく書かれた手書きのレシピ。
その筆跡から、いろはが書いたものと思われるが本人は覚えていない。
調理してみるものの、果たしてこれが「誰の為」の料理なのかは、
あのときのいろはには、わからないのであった。
ななみ やちよ
七海 やちよ
道は照らしておくから
7年間、神浜市で魔女と戦ってきたベテランの魔法少女。
神浜市や魔法少女についての情報に精通している。他の魔法少女とも
距離を置き、神浜市で発生している「噂」をファイリングしている。
-
これに懲りたら、もうやめなさいね
-
私のドーナツがないわね…私の…
-
…いいわ、私が相手になりましょう
-
魔法少女同士で傷つけあってはダメよ
-
いい?私たちは、仲間なの…
-
大変なことよ、魔法少女として生きるのは…
-
何があっても私がみんなのことを守るから…
-
また生き延びたのね…
-
結果は…良しね
-
倒れない…ここでは!
-
必ず私が守るから…
神浜に広がる【うわさ】
MEMORIA
魂を抜き取る呪いのチェーンメール…。
参京区の学校に現れる謎の兵隊…。
信憑性の高い、噂や都市伝説がまとめられた“神浜うわさファイル”。
今日もまた1つ、新しい“噂”が記録された。
モギリのドッペル
DOPPEL
その姿は、切符鋏
この感情の主はやがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想する。
尾の先にぶら下げられたランタンに灯した火で様々な幻影を呼び出す他、尾のハサミで傷をつけられた者は遠くない未来に必ず大きな災いが訪れるという。
長く魔法少女として生きた者、年齢の高い者のドッペルは正負の感情幅が少なくなってしまうことにより、このドッペルのように本体から分離しきれず一体化したような姿となる場合がある。
ゆい つるの
由比 鶴乃
出たとこ勝負で行こうよ!
元気いっぱいで猪突猛進な魔法少女。由緒正しい歴史ある生家と
その隆盛を導いた祖父や曾祖父を敬愛してやまない。
一方で、現在は没落した由比家をどうにか再興しようと奮闘しており
そのために最強の魔法少女になることを目指している。
-
もっと訓練してもっと強くなりたいのに!
-
人間の強さは根っこの部分で同じなんだよね
-
強くなったら何でもやれるでしょ!
-
ちょとつもうしん?…ってどういう意味?
-
うう…まためちゃくちゃ怒られちゃった…
-
最強の魔法少女の座は、私がもらった~!
-
これこれ!これぞまさに修行!
-
もっともっと強くなりそー!
-
負けられないっての!
-
これが強さの証明!
-
今の私、最強でしょ!
味はいかほど?
MEMORIA
下町の面影が残る、古めの中華料理店。
彼女の曾祖父と祖父が、戦時中に現地で会得した中華料理の技を
活かす為に、帰国後、中華料理店の経営を始めた。
提供される料理は見た目、味ともに”普通”という感想が多いらしい…。
団欒のドッペル
DOPPEL
その姿は、金華
この感情の主はこのドッペルの容姿に関してかなり不満を抱いている。
また、主の奉仕によって偉業を成し遂げたいという思いとは異なり、無限の富を生み出すことで身内の欲望を際限なく叶え仮初の団欒だけを守ろうとするこのドッペルの性格に対しても不信感を持つ。
主はこのドッペルが自身の崇高な目的とは真逆にあると考え、その俗悪な姿を誰にも知られたくないと思っているが、仮初であろうとも団欒の崩壊を防ぐにはいつかこのドッペルの力に頼らざるを得ない日が来るだろう。
ふたば さな
二葉 さな
私が必要なら、いくらでも
常にネガティブ思考の魔法少女。
家族や周囲から拒絶され、まったく自分に自信が持てなくなっているが、
他者に対しては優しく、そして自分を必要としてくれる人には従順で、
気に入るといつもヒッソリとそばに付き添っている。
-
私が遠くに居るんですか?それとも…
-
猫の目って、澄んでいてとても綺麗ですよね
-
あ、いえ、そんな、私なんかお構いなく…
-
なんだか周りの景色がぼんやり見えるんです
-
ひとりでいるのが好きなわけじゃないんです
-
私って、なんで生まれたんでしょうかね…
-
いろはさん、今なにをしてるんでしょうか…
-
よかった…助かった~…
-
へ?うそ?勝てました?
-
はぁ~…勝ててラッキー…
-
…あの、私…強いんですか?
路地裏の友だち
MEMORIA
ポツンと座る小さな命は、少女を支えた大きな命
暗くて怖い路地裏を、優しい雰囲気で包み込むように
薄暗く沈んだ心を、明るく穏やかにしてくれた
だから今も少女の夢には、時折この子が顔を覗かせる
みつき ふぇりしあ
深月 フェリシア
ガツンと任せとけって!
元気で勝気で自由気ままな魔法少女。
魔女を両親の仇として心底憎んでおり、
そのため「傭兵」を生業として、神浜の各地で
魔女との戦いを繰り広げている。
ワイルドな口調はバトル系少年漫画の影響。
ただ、心根は優しく動物が大好き。
-
なーなー?オレのこと雇ってみない?
-
あーだりー!面倒くせーのだいきらいー!
-
大丈夫大丈夫!報酬なんてちょっとだからさ!
-
オレの戦い方?相手がバーンと来たらゴンよ!
-
任せろよ!オレ、ムチャクチャ強いから!
-
無理すんなよ!手伝ってやろうか?
-
ぜーんぶひとりで始末しとくからさ…!
-
いえーい!オレの勝ち~!
-
は!それじゃー勝てないって!
-
これ、とーぜんの結果でしょ!
-
負けるイメージまったくなし!
牧場の思い出
MEMORIA
家族で牧場に遊びに行った日は、正に奇跡の一日だった
両親は一言も喧嘩をすることもなく、ずっと家族で笑い合い
おやすみのキスをもらうときは、眠るのが惜しかった
だからこの子は幸せの証。世界で一番の家族だったときの証だ
みなみ れな
水波 レナ
仕方ないから手伝ってあげる
思っていることを素直に表現できない、不器用な魔法少女。
日頃は自信のなさを勝気な態度で隠しているため、付き合いの浅い
うちは何かと誤解されやすい。
ツンケンした態度に相反して、食の好みは子供っぽく甘党。
趣味は女性アイドルの追っかけ。
-
ももこのヤツ…何してんのよ…!
-
じ、じゃぁッ…レナの下僕になりなさいっ!
-
また…ひとりに逆戻りか…
-
ふふっ、このライブDVD、ほんと好き
-
ケンカ売ってきたのは、そっちでしょ⁉
-
レナだって…水波レナなんて、大っ嫌い…
-
だから!怒ってないって言ってんの!!
-
ま、当然の結果じゃない?
-
アンタ、なかなかやるじゃん
-
アンタのおかげでしょ。ありがと
-
こういうときはハイタッチでしょ!
対極的な存在
MEMORIA
キラキラと光るアイドル達。
その光はグッズでさえも輝かせる。
彼女はその光景を見るたびに
自分に嫌悪感を抱き、嫌いになっていく。
変身のドッペル
DOPPEL
その姿は、ガラス靴
この感情の主はその力を自身のため余すところなく行使する。
このドッペルは主が持つ変身能力を何倍にも跳ね上げ、一定時間完全に自分を自分以外の誰か、本物よりも本物らしい理想の他者へと変質させることが出来る。
しかしあまりに完璧なこの変身を多用すれば、やがて本来の自己の姿を見失ってしまうだろう。
尚、このドッペルは主を主の理想とする他者の姿へと変身させるため、それが元来の他者とは多少違って見えてしまうことも間々ある。
とがめ ももこ
十咎 ももこ
おせっかいで何がわるい!
ひよっこ魔法少女たちのピンチを救ってくれる、姉御肌な魔法少女。
男兄弟に挟まれており、本人もざっくばらんで男っぽい性格。
しかし実は、ぬいぐるみなどの可愛いものが好き。
可愛いものに憧れる気持ちから、女性アイドルのファンでもある。
-
悪いか!アイドルはアタシの憧れなんだよ!
-
アタシ…なんで魔法少女になったんだっけ…
-
お節介って言われようが放っとけないって!
-
アタシがこういうの好きとか…変だろ…!
-
なーんで、こんな逞しく育っちゃったかねぇ
-
バランス良いだろっ?アタシらのチーム!
-
あーあ…アタシって本っ当タイミング悪い!
-
スッキリさっぱりだなっ!
-
やっぱチームワークだろ!
-
これからもフォローよろしくな!
-
みんながいるんだから!当然だろ!
アタシだって女の子
MEMORIA
男っぽい性格から、女の子同士の会話に入れてもらえないことも。
だがその中身は誰よりも女の子らしく、可愛いものが大好き。
似合わないと決めつけ卑下してしまう彼女が
カミングアウトできるのは、いつになるのだろうか。
自戒のドッペル
DOPPEL
その姿は、ネイル
この感情の主は、その力が行きつく果てに、そこまで興味はない様子。
このドッペルは、自らの巨大な指や周囲を飛び回る無数の指を操って攻撃する。
その武器となる爪の全てには、丁寧なネイルが施してあり、ドッペルはネイルの具合を過剰なぐらい気にしている。褒めてあげると張り切るが、貶めると異常に落ち込んでしまい、自分を戒めて落ち込んでしまう。
そうなると面倒なので、呼び出したら早く攻撃して貰った方が良い。
あきの かえで
秋野 かえで
わ、私も頑張ります!
とっても怖がりで心配性な魔法少女。しかし、優しく友達思いで
チームのメンバーのためには困難にも立ち向かっていく。
動植物や虫など、自然が大好きで、家では家庭菜園に勤しんでいる。
また、上手くはないが、クレーンゲームも趣味の一つ。
-
どうして魔法少女になっちゃったんだろ?
-
こっち!…ま、待って!やっぱり、こっち!
-
ひ、ひどいっ!その…私は…ごめんなさい…
-
私をもう一度チームに入れてくださいっ…!
-
私、二人の足、引っ張ってばっかりだ…
-
そ、そんなぁ…!5千円も使ったのに…
-
あ、あれっ?ど、どうしよ…どうしよう!!
-
勝てた…んだよね…?
-
よ、よかったぁ~…
-
すごいっ!すごいよっ…!
-
私にも…出来るんだ…!
アニマルパラダイス
MEMORIA
幼い頃からたくさんの植物や、動物と触れ合ってきた彼女。
動物とは大の仲良しで、動物達もそれを理解している。
自然や動物に囲まれた彼女の家は、彼女にとってまさに楽園である。
みその かりん
御園 かりん
一夜限りのお手伝いなのっ!
自称、ハロウィンが生んだ魔法少女。
夢見がちで都合良く解釈しようとする性格と、漫画の読み描きという趣味が相まって、魔法少女としての設定を作ってしまった。
“怪盗少女マジカルきりん”というお気に入りの漫画に影響されている。
-
マジカルきりんは、思い出の漫画なの
-
アリナ先輩、絵の描き方を教えて欲しいの!
-
我は弱き魔法少女を助ける、マジカルかりん
-
ハロウィンはわたしを生んだ特別な日なの
-
みんなのおかげで新しい生き方を見つけたの
-
おばあちゃんは私が助けるの!
-
トリックオアじゃなくてトリックアンドなの
-
これぞハッピーハロウィーン
-
この大鎌に狩れぬものはない
-
次はお菓子を持ってきたら許すのだ
-
これぞ、あの世から来た魔物の力なのだ
怪盗かりん計画
MEMORIA
わたしに流れてる血、人を困らせるおばあちゃんの血
簡単には消せないんだって分かったけど
困らせた分だけ、わたしは幸せを分ける方法を見つけた
それが「怪盗かりん」…弱い人に幸せを配るただひとりの魔法少女
枕探しのドッペル
DOPPEL
その姿は、モートセーフ
この感情の主は臆病であるためにこのような頑強なドッペルを生み出した。
失うことを恐れ、得ることに執着する。
このドッペルは主同様手癖が悪くあらゆるものをかすめ取る。
その対象は自身の仲間にすら及ぶだろう。
一度手に入れたものは決して離さないがめつさを持ち非常に欲深い。
たつき あすか
竜城 明日香
助太刀つかまつる!
薙刀術の師範代で、免許皆伝を目指して日々稽古を重ねている魔法
少女。長い歴史を持つ武術道場「竜真館」の一人娘。
規律を守り、常に清廉を旨としているが、迂闊でそそっかしい一面も
持ち、そのことで騒動を引き起こしてしまうことがある。
-
くぅ~!竜城明日香、一生の不覚です!
-
じ、自害します~!止めないでくださいー!
-
私は後悔なんてしてません!
-
こうなったら奥の手を出します!
-
わ、私は、逃げも隠れも消えもしません!
-
私で遊ぶのはやめにしてくださいー!
-
ここで諦めては竜真流の名折れです!
-
勝利、いただきました!
-
これが竜真流です!
-
勝って兜の緒を締めよ…です!
-
さあ、勝どきをあげましょう!
受け継ぐ意志
MEMORIA
「心正しからざれば剣また正しからず」
自分の家の歴史ある道場を継ぐため、日々技を磨いている。
彼女の真っすぐな性格と、洗練された剣術は、
道場を継ぐに相応しい域まで達しかけている。
あまね つくよ
天音 月夜
共に奏でるでございます
月咲の双子の姉にあたる、解放を望む魔法少女。
普段から箏曲、毛筆、舞踊などの稽古に勤しみ、優れた腕前を持つ。
後輩や同期からの信頼も厚いが、気を許せる仲の人は居ないため、妹の月咲と一緒にいるのが最も心が安らぐ。
-
あなたが、私の妹でございますか…?
-
父様の篠笛には秘密があったでございます
-
由比鶴乃…深月フェリシア…!?
-
私とずいぶん似ていたでございます
-
私は月咲ちゃんを嫌いになりたくない…
-
あの子、私とまるで瓜二つでございます!
-
母様、私は何者なのでございましょうか!?
-
やったでございます!
-
これも我慢の賜物でございます
-
ご静聴ありがとうございました
-
これにて終演にございます
月夜の宝物
MEMORIA
ひどく懐かしく愛おしい。見つけたときからそうだった
吹いてみれば心が温もり、音は風に乗って舞っていく
音よキミはどこへ行くのか
行く先はいつも決まっている。遠い私の妹のところへ
隔絶のドッペル
DOPPEL
その姿は、テラリウム
この感情の主は、自身の機嫌や感情に囚われず、理解者たる自らの半身に依存する。このドッペルによって、自分たちを自分たち以外の全てから隔絶した二人に、この世のあらゆる変化は影響を及ぼすことはなく、この小さな半星に存在する二人は、お互いしか必要としない。
このドッペルが出現することであらゆる物理現象と時間はシャットアウトされ、身の安全は保障されるが、その副作用として自分達以外の他者の記憶が消えていってしまう。
あまね つかさ
天音 月咲
これがウチらのハーモニー
月夜の双子の妹にあたる、解放を望む魔法少女。
実家の竹細工工房で、父とその弟子のために、家事や家計を一手に引き受けている。
明るく友人が多い性格だが、自身の本音をさらけ出せるのは月夜だけだと思っている。
-
あなたが、ウチのお姉ちゃん…?
-
お父ちゃん、こんな秘密を隠してたなんて
-
あの人、何者だろう…ウチにすごいそっくり
-
元気は周りの人を笑顔にしてくれるんだよ!
-
私は月夜ちゃんを嫌いになりたくない…
-
みんなごめん!これから買出しに行くから!
-
ねぇ、ウチは本当に一人っ子で合ってる…?
-
みんなおつかれさまっ!
-
これも元気でいるおかげだね!
-
演奏終了、ありがとうございました!
-
アンコールはいらないよね?
月咲の宝物
MEMORIA
離れると切なくなるから、いつも私の側にある
いくらマジマジ眺めてみても、それは変わらぬただの笛
笛よキミは何者なのか
遠い姉との縁の架け橋
かなめ まどか
鹿目 まどか
私が受け止めてあげるから
途方もない素質をもった見滝原市で活躍する魔法少女。
見滝原中学校の2年生。家族は父、母、弟。
おっとりしていて他者への思いやりがある優しい性格で周囲に人が
絶えない。戦闘時では弓を武器として使っている。
-
う~ん…リボン、どっちかなぁ~?
-
よく分からないけど…変わった町だね…
-
わたしは魔法少女…だからやらなきゃ…!
-
これってホントに、現実なの…?
-
あなたが、私を呼んだの?
-
クラスのみんなには、内緒だよっ!
-
カッコよくなっちゃえばいいんだよ!
-
よかった…勝てたみたいだね!
-
やったぁ~!すごいね!
-
うんうん!いい感じだね!
-
はぁ~、どうにか終わったね…!
まどかのノート
MEMORIA
叶えたい願いごとは、すぐには決められないけれど
人助けのために頑張る先輩の姿は、とても素敵で
私もあんな風に誰かの役に立てたら…と思ってしまう
いつしか彼女にとって【魔法少女】という存在は、憧れになっていた
慈悲のドッペル
DOPPEL
その姿は、救済
この感情の主は、万物を救おうと試みる。
浮遊する巨大なソウルジェムに見えるこのドッペルが現れた時、周囲のものは全て
このドッペルが生み出したものの体内に取り込まれ、体の自由を奪われる。
その後、このドッペルが大きく浮上して光り輝くと、周囲一帯は光の矢に包まれることになる。
その最中、感情の主は巨大なソウルジェムの中で眠り続けている。
あけみ ほむら
暁美 ほむら
一緒に頑張ろうね!
まどかを守れる存在になることを願った気弱な魔法少女。
見滝原中学校の2年生。まどかが魔女化する未来を変えるために
同じ時を繰り返している。
とあるきっかけから、神浜市で未来を変える希望を探すことになる。
-
私…鹿目さんとの出会いをやり直したい!
-
私は、彼女を守る私になりたい…
-
一体ここは、どこなんでしょうか…?
-
諦めないから、絶対に…!
-
この相手には、なんの武器が…?
-
これから一緒に頑張ろうね!
-
今回こそはきっと…鹿目さんを救う…!
-
やった?やった…!
-
良かった…終わったよね…
-
な、なんとかなりました~…
-
上手く戦えました、私…?
彼女を守る私になりたい
MEMORIA
「彼女を守る私になりたい」
願いは叶えられ、少女は魔法少女になった
守りたいものを守るために、彼女はあらゆる手段を試行する
それがどんな危険なものであっても
みき さやか
美樹 さやか
ここであたしの出番でしょ!
真っ直ぐで正義感が強い魔法少女。見滝原中学校の2年生で、クラスメイトのまどかとは親友。先輩のマミを魔法少女として尊敬しており、武器を量産する戦闘スタイルが似ている。以前は幼馴染の上条恭介が入院していた病院に、よく通っていた。
-
まさか探偵ごっこをする羽目になるとはね!
-
またあいつと外出できるなんて、夢みたい…
-
レアなCD、神浜でも見つかるかな…?
-
魔法少女って、こんなにたくさんいたのかぁ
-
…なんで、あたしたちなのかな?
-
さあ、今夜も魔女をやっつけないと
-
奇跡も、魔法も、あるんだよ
-
一件落着、って感じかな
-
危機一髪ってとこだったね
-
自分を褒めちゃいたい気分?
-
退屈で居眠りしちゃうとこだったよ!
感傷的な旋律
MEMORIA
同じメロディーを分かち合いながら静かに過ぎゆく時間の中で、
淡い色をした感情が、彼女の胸を高鳴らせる
「ありがとう、さやか」と、言ってくれるその言葉だけで十分だから、
嬉しくて恥ずかしくて、これ以上何もできない自分がもどかしい
恋慕のドッペル
DOPPEL
その姿は、人魚
この感情の主は年相応の恋に悩み、
一人では背負いきれぬほど過酷な運命を選択した。
そしてそのドッペルもまた恋を夢見ながら空中を自在に泳ぎ回り、
主の為にがらんどうの体から音を奏でる。
自身が発する音波にのせることで数多の剣を飛ばし操り攻撃できもするが、
このドッペルを使い続ける限り
胸に秘めたわだかまりから逃れることは出来ないだろう。
ともえ まみ
巴 マミ
ティロ・デュエット!
鹿目まどかたちよりも前から見滝原市で魔女たちと戦い続けている
魔法少女。見滝原中学校の3年生。
魔法少女としてもまどかたちのよき先輩でもあり、人を救えることを
誇りに思っている。紅茶好き。
-
まるで迷宮みたいな町…心が迷ってしまう…
-
自分を信じて戦うの…そうすればきっと…
-
そろそろお茶の時間にしましょうか…!
-
いいものじゃないわよ。魔法少女なんて…
-
あなたはどんな夢を叶えるつもり?
-
一体、何が起きてるの…ここで…神浜市で…
-
あら…同じ条件で私に勝てる?
-
一仕事終わったわ
-
ふぅ…惜しかったわね
-
さて、お茶にしましょうか
-
みんな、この後うちに来る?
つかの間の休息
MEMORIA
優雅なティータイム
戦い続けることを宿命づけられた彼女達には
休息も大切なのである
ご招待のドッペル
DOPPEL
その姿は、おめかし
この感情の主は、ドッペルを信用せず、普段通り戦い続ける。
他と比べると非常に小柄であるこのドッペルは、頭上に位置するため、主にその姿を認識されることは滅多にない。
意思の疎通が取れているかも怪しいため、主はいつもどおり戦い続けるが、このドッペルはそれを支援している。
通常時のドッペルを見る限りは小ぶりで頼りないが、その蔦は相手を貫くだけの破壊力を十分に持ち合わせている。
さくら きょうこ
佐倉 杏子
ったく、見てらんねーな
風見野市出身の魔法少女。
学校に通っている様子はなく、どこに住んでいるかも分からない。
勝気な性格とドライな価値観から、他の少女たちと衝突することが多い。
普段はいつも何かを食べている。
武器は多関節の槍。結界魔法も使える。
-
アンタは色々、溜め込むのが早そうだからさ
-
甘っちょろい魔法少女は、早死にするからな
-
…まぁ、いっか。タダ飯なら頂くよ
-
あたしはね、何が何でも生きてみせる
-
そんなバカを、あたしは放っておけないんだ
-
これに懲りたら、もうバカな真似はやめな
-
花より団子ってヤツなんだよ、あたしはさ
-
勝利、いただいたよ
-
首尾は上々っと!
-
さーて、何食べよっかなー
-
かましてやったよ!
ありふれたもの
MEMORIA
袋からこぼれんばかりの、駄菓子や果物といった食べ物…
普通の日常を送る人たちにとって、ありふれたもの。
しかし彼女にとっては、自らの経験によって、
それを粗末に扱われるのを心から嫌い、生きるうえで、最も大切なものとしている。
自棄のドッペル
DOPPEL
その姿は、武旦
この感情の主は、得体の知れないこのちからを全く信用しておらず、ドッペルから武器を拝借し自分自身の手で刃を振るう。
主にとっては霧を操り幻を生み怪しげな催眠魔法を行使するこのドッペルの能力からして過去を思い起こさせるだけの忌々しいものでしかないが、それでも感情の底へしまい込んだかつての未練をこのドッペルは持っており胡散臭いと感じながらも出現後にある程度の攻撃の手伝いをすることは容認している。
ちなみに、主を上にのせて走り回る燭台の部分とはためく着物のような部分はそれぞれ別固体らしくドッペルとしての本体は着物の方らしい。
かなめ まどか
鹿目 まどか
いい1年にしようね!
見滝原市で活動している中学2年生の魔法少女。魔法少女の祈りの力を着物に込めて、そのままの姿で戦うことができる。武器も羽子板に変わり、遠近両方の攻撃を可能にしている。その羽子板をよく見ると、よく知る者の姿をしているとか。
-
みんなの初夢はどんな夢だった?
-
このリボン、特別に結んでもらったんだよ!
-
やっぱりお正月は、羽根突きだよね!
-
うーん、書き初めは、何を書こうかな…?
-
初詣って、うきうきするよね…!
-
笑う門には、福来たる、だよ!
-
みんなの晴れ着姿も、素敵だね…!
-
あま~いお汁粉が待ってるよ…!
-
早く帰って、おもち食べよっ!
-
新年から縁起がいいね!
-
みんなで、お祝いしないとね!
羽根つき遊び
MEMORIA
カコンッカコンッ羽根を突きましょう
大切なあの子が患わぬよう全ての厄を払いましょう
どうか無事平穏に過ごせますよう…
幸せが舞い込みますよう…願いを込めて
慈悲のドッペル
DOPPEL
その姿は、賀正
この感情の主はドッペルの内部でこれより始まる新たな年へと想いを馳せる。このドッペルは本年度における願いの全てをこの瞬間に集約し、慈悲の恵みとして相手へ与えてみせる。
その一瞬に満たない命が夢見た願いの巨大さによって数億年もの時を経て繁栄した地上のあらゆる生命体は等しく圧し潰されるだろう。
ほーりーまみ
ホーリーマミ
救いの祈りをあなたに
鹿目まどかたちの先輩にあたる、見滝原市の魔法少女。人を救うことを誇りに思い魔女を狩っていたが、今は活動の拠点を神浜市に移して、魔法少女たちを救い希望の花園へと導くための活動に勤しんでいる。
-
私は知ってしまったのよ…
-
新しい目的のためにも退きはしないわ
-
ここにはね、私が信じる正しさがあるのよ
-
戦いの前に飲む紅茶は、覚悟の証よ
-
可愛いでしょ、私のフローレンス
-
こんなティーセットを使ってみたかったのよ
-
お菓子を振る舞う人が増えて大変だわ
-
少しは幸せになれたかしら?
-
これが私が示す道よ
-
私は誰も絶望なんてさせないわ
-
願いは聖域、侵させはしないから
魔法少女VSシリーズ?
MEMORIA
聖母性(マターナル・ピュア)に目覚めた完璧魔法聖女(パーフェクト
セイントマギカ)。天啓により授かりし奇跡の力(ミラクルエナジー)
で、新天地(かみはま)で絶対的勝利を贈呈(コネクト)する!?大聖離
魂砲撃(ティロ・セントドッぺリオン)で撃滅(フィナーレ)よ!
礼拝のドッペル
DOPPEL
その姿は、光輪
この感情の主は絶望の夜の果てで差し伸べられた救いにしがみつき、抱えきれぬ恐怖と不安を乗り越えるための新たな奇跡を手に入れた。また、その姿は主の精神面の変化によって従来とは違ったものへと変異し、この哀れなドッペルもまた主を救えるつもりでいる。
ティロ・セントドッぺリオンとは心折れた少女達へ新たな希望を告げる祝砲である。
やよい かのこ
矢宵 かのこ
私たちのコラボデザイン!
ファッションデザイナーになることを夢見る魔法少女。
板金工場の家に生まれた一人娘で、他に跡取りがおらず、親からは
工場を受け継いでもらいたいと思われており、苦悩している。
本人は大真面目だが周囲からは変な目で見られることがままある。
-
なるわよ!魔法少女でも魔法少年でも!
-
私、直感を信じるタイプなんで!
-
お父ちゃん…お母ちゃん…ごめん!
-
なってみたい!ファッションデザイナーに!
-
ここでは夢を諦められないの!
-
このままでいいの、私の人生って⁉
-
私は私のランウェイを歩きたいのー!
-
ここじゃ負けられないね!
-
寸法通りの勝利!
-
スタイリッシュに勝ち!
-
勝つのは鉄板だし!
勇往邁進
MEMORIA
目指すは世界中の人に通じるファッションデザイナー!
夢に向かって日々、ファッションセンスを磨いている。
彼女の奇抜なセンスには、周りも驚きを隠せない。
そんな反応をわかっていながらも、彼女は挫けずに努力をし続ける。
うつほ なつき
空穂 夏希
ウィキャンドゥーイッ!
みんなにエールを送ってくれる、元気はつらつ魔法少女。
野球が大好きで、学校ではチアガールとして野球部員にエールを
送っている。
また、野球部のマネージャーも兼任しており、名実ともに、年中無休
のみんなのサポーターである。
-
私が保証する!キミは絶対勝てるから!
-
私は、ただ野球がしたかったわけじゃない
-
みんなで闘うことは、私の夢でもあったから
-
まぁ~、伊達にチアやってないからねー
-
ずーっと…今のままならいいのにな
-
全力でみんなの未来を応援するって決めた!
-
ゴーフォーイット!皆に届け、私のエール!
-
試合後のストレッチも忘れずにね?
-
ナイスプレー!お疲れさま!
-
私も全力尽くせたよ!
-
連勝目指して頑張んなきゃ!
心は1つ!
MEMORIA
みんなと一緒に野球をすることが彼女の幸せだ。
夏は男子に混じって汗だくになりながら、
冬は両手からたくさんの血を流しながら、
それでも彼女は、みんながいるから幸せだった。
みやこ ひなの
都 ひなの
共同研究の成果発表だ!
幼い見た目に反して長い経歴を持つ、ベテラン魔法少女。
学校では化学部の部長も務める、理系女子でもある。
後輩たちからは慕われている反面、見た目の子供っぽさをイジられる
ことも多い。本人は至極真面目にセクシー系を目指している。
-
くふふ…!い~いネタを思いついた!
-
こら!やめろ!見下ろすな!
-
ヨウ化カリウム…これこそがマジックの種だ
-
リア充が何だ!エタノールで爆発しやがれ!
-
仮にもアタシは先輩だぞ!
-
必ず無事に、この結界から連れ帰ってやる
-
エキサイティングなショーの幕開けだ!
-
うむ、満足だ!
-
仮説が証明されたな!
-
いいレポートが書けそうだ!
-
実験大成功だ!
LOVE化学
MEMORIA
化学の魅力を知ったあの日から、彼女は日に日にのめりこんでいく。
本日の実験は「カメレオン実験」
化学反応によりそれぞれが違う色で染まった試験管は、
一種の芸術作品にも見える。
みなぎ ささら
美凪 ささら
私があなたを守るから!
正義感の強い魔法少女。
幼い頃、絵本に出てきた正義の騎士に夢中となり、それ以来、自分も
困っている人たちを助ける騎士になりたいと願っていた。
レスキュー部隊に所属する父の影響も強く、目の前の敵を倒すことよ
りも人命救助を優先する。
-
お父さんみたいに…私も人を救えるの…?
-
絵本に出てくる騎士みたいになりたいの
-
守るもののために…私はこの剣を振るいたい
-
魔法少女でいるって…寂しくならない?
-
私、やってみようかな!レスキュー隊!
-
ありがとうって…言われたいのかな…
-
魔法少女…ううん、私は騎士になったの!
-
もっと強くなるんだから!
-
みんなを守れて嬉しい…!
-
お父さんにも見てもらえたらいいのにな
-
騎士として当然の務めでしょ!
父の背中を追って
MEMORIA
命をかけて人を守る。
彼女はそんな父の背中を小さな頃から見続けてきた。
父は本で読んだ"騎士"の様で、憧れの存在だった。
憧れは夢へと変わり、父の様になりたいと思うようになる。
ときわ ななか
常盤 ななか
この策はいかがでしょうか?
江戸時代から続く華道の名門「華心流」宗家に生まれた魔法少女。
容姿端麗で品行方正で頭脳明晰。一見して穏やかでおっとりした性格
のように思えるが、その実は策もめぐらせる戦略家。
また、自分に与えられた状況を理解して冷静に対処していく。
-
私は、そう簡単に散りませんわ…絶対に…
-
「宿命」…私はそれを背負わされてきました
-
自分の行く末は自分で決めるのが筋ですわ
-
あなた、私を手伝っていただけますか?
-
私は知りたいのです。隠された真実を…
-
至高なる簡素…これが華心流の神髄ですわ
-
この先も道は延びてますわ…真っ直ぐに!
-
まあ、こんなところでいいかしら?
-
失礼。あしからず…
-
仕舞いといたしましょうか
-
次もかくありたいですね
名家の者として
MEMORIA
茶道の精神と心得の1つ“一期一会”。
人との出会いは一生に一度かもしれない。
だからこそ、誠心誠意を尽くして、おもてなしをするのだ。
きさき えみり
木崎 衣美里
あーしとドキドキしよ!
「最強にカワイイ」を目指している小悪魔系な魔法少女。
自分のことを「あーし」と言う。素直で明るく物怖じしない性格で
初対面の相手でもすぐにあだ名をつけてズケズケと距離を詰めて
いくが、いつの間にか相手の懐へスルリと潜り込んでしまう。
-
ヤッバ!これってマジ魔法じゃね?
-
ま、いーじゃん!どうにかなるって!
-
あーし的にはイケてると思うけど?
-
最強にカワイイ魔法少女を目指すし!
-
ガンガン行くしかないか!ノリで!
-
やっちゃおやっちゃお!面白いじゃん!
-
ドキドキしたいんだよねー、あーしは!
-
いえい!勝ち~!
-
まだまだこっからだし!
-
いーい感じ~♪
-
あーしってば鬼レベ!
悩みなんて即解決!
MEMORIA
神浜の奇妙な“噂”。
水徳商店街に存在する謎の机と椅子。
そこに現れる女の子は、どんな悩みでも解決してくれるらしい。
迷える子羊は、その女の子を求めて今日も足を運ぶのであった。
ほずみ しずく
保澄 雫
私が繋げるから
居場所を求めてさ迷い歩く、どこかつかみどころのない魔法少女。
好きなもの、将来の夢など、自分自身のアイデンティティを見付けら
れないがゆえに、未来に対する漠然とした不安を抱えている。
純喫茶の一人娘らしく、いつも落ち着いている。
-
いつだって、私の足元は頼りない
-
どうして、こんな気持ちになるんだろう
-
私たちは…運命共同体…?
-
何のために、私のこの力を使うの?
-
私、ここに居てもいいのかな…
-
やちよさん、ごめんなさい
-
私は私の、‟居場所”を見つけなきゃ
-
無我夢中だった…
-
うん、私も嬉しい
-
私、上手く笑えてる?
-
私もここにいて、いいのかな…
明るさの裏側
MEMORIA
日当たりが良く、客層も幅広い昔ながらの喫茶店。
そこでお手伝いをしている女の子は、
とても落ち着いていて、お店の雰囲気とも合っている。
そんな彼女だが、どこか寂しそうな顔をすることも、しばしば見られる。
しのぶ あきら
志伸 あきら
ボクと拳を重ねて!
外見や言動もボーイッシュな魔法少女。空手道場を営む父に、幼い頃
から男の子たちと等しく鍛えられ育てられてきた。
頼まれ事は断れない性格で、何でもついつい引き受けて解決してしま
うことから「参京院のトラブルシューター」と呼ばれている。
-
ボクって、お節介なのかな…?
-
困っているなら放っておけないよ!
-
よーし、まずは正拳突きから!ハッ!ハッ!
-
その依頼、ボクが引き受けたよ!
-
なーんか妙な胸騒ぎがするんだよね…
-
自分ができることなら、力になりたいんだ
-
――義を見てせざるは勇無きなり!
-
…ふぅ…まずは勝ったね!
-
合わせて一本ってとこかな!
-
悪いね、一本いただき!
-
立ち合う前のイメージ通り!
優しき強者
MEMORIA
「困っている人に手を差し伸べることこそ武の存在意義」
幼い頃から、そう教わってきた彼女は、
それを成し遂げるだけの力をつけてきた。
若くして黒帯を締めていることこそが、その証明である。
くるみ まなか
胡桃 まなか
まなかが味を引き出します!
父親譲りの料理の腕を持つ、クッキング系魔法少女。
実家は歴史ある昔ながらの洋食店。料理の腕は文句なしに一級だが
カチンとくるほどに自信満々なのが玉に瑕。
本人は努力に裏打ちされた技術に誇りを持っているだけであり、悪意
は一切ない。
-
まなかの料理の方が数十倍美味しいです!
-
はぁ~…こんがり焼けたチーズの香りが…
-
ウォールナッツ特製オムライスの完成です!
-
ウォールナッツの料理が絶品なのは明白です
-
さぁ、思う存分…ご賞味ください!!
-
まなかに教えてください。料理をする喜びを
-
味に妙アリ!できあがりです!!
-
分かり切っていた結果です!
-
美味しい食事がいただけそうです!
-
お祝いのデザートはいかがですかっ?
-
勝利のフルコース、ご賞味あれ!
数量限定!まなか特製弁当
MEMORIA
彼女の家は歴史ある洋食店で、味はピカイチである。
お弁当になっても味のクオリティは変わらず、リピーターも多い。
数量限定が故、買えなかったお客さんは、
後日再挑戦しようと、闘志を燃やすのであった。
なつめ かこ
夏目 かこ
次のページへ進みましょう!
とにかく本が大好きな魔法少女。
神浜市の古書店「夏目書房」の一人娘で、母親は国語の教師。
日々読書という生活を送っている。
心優しく、普段は自分を押し出したりはしないが、ここぞという時は
しっかり主張できる芯の強さも持ち合わせている。
-
あー、早く続きが読みたいです!
-
お父さん!この本、読んでもいい?
-
事実は小説よりも奇なり、ですか…
-
私、古本屋、大好きなんです!
-
踏ん張らないとダメですよね、私…
-
読みたい本がどんどんたまっていきます…
-
本の帯はキチンと取っておかないと!
-
…はぁ~!勝てたみたいです…
-
どうにかピリオド打てました…
-
次回につづく…ってやつですね!
-
めでたしめでたし!
本の住人
MEMORIA
“夏目書房”に住む彼女は、本が大好き。
蔵書や図書館に赴いては、時間も忘れて読書に耽る
本に囲まれた生活は、彼女にとっては楽園である。
ちゅん めいゆい
純 美雨
助け合うのが組織の掟ヨ
「蒼海幇」という組織に所属する魔法少女。カンフーの使い手。
中国にいる親の元から離れて、単身で日本に渡って来た。
普段から口調も振る舞いもクールだが、仲間と地元のことをなにより
も大切にしている熱い心を秘めている。麻雀をたしなむ。
-
蒼海幇(そうかいへい)…ワタシのすべてネ
-
商店街のみんな、家族同然。家族、必ず守るヨ
-
家族に災いをもたらす者、許さないネ
-
聞こえるネ…私の拳、戦えて言てるヨ
-
お茶くらいゆくり飲ましてほしいネ
-
今のワタシ、冗談言う顔に見えるカ?
-
戦ていても、心は草原のように静かに…ネ
-
無問題(もうまんたい)ネ
-
勝ち易きに勝つネ
-
拳での勝利ネ
-
蒼海幇(そうかいへい)、守るネ
使い古された木人
MEMORIA
“蒼海幇”という組織に所属する、ある少女は
助けられる立場から、皆を支えていける人間になりたいと願い、
“蒼碧拳”というカンフーを身に付けようと必死に修行した。
血の滲むような修行は、傷だらけの木人が物語っている。
あわね こころ
粟根 こころ
もうひとりで我慢しないよ
心の内にわだかまりを押さえつけている魔法少女。
幼い頃に両親が離婚して以来、父親と共に暮らすが、お互いが正面から向き合えず、ギクシャクした関係がずっと続いてきた。
表立って態度に示したりもせず、煮え切らない日々を過ごしている。
-
ただ…いつか気付いて欲しい
-
この子…まるで死ぬことを恐れてない…!
-
私が守らなきゃ…いけなかったのに…!
-
私は私のために生きるって決めたから!
-
そんな簡単に家族を壊さないでよ!
-
あなたと…一緒にいてもいいですか?
-
何で…?何で出て行ったりしたの?
-
みんな、怪我はない?
-
あ~、ドキドキしたっ!ふふっ
-
ホッとしたら力抜けちゃった
-
大丈夫。私が…守るから
瞼の裏に浮かぶ景色
MEMORIA
幸せな家族でありたい。仲の良い家族を守りたい。
あの時の彼女は、そんなことは思いもしなかっただろう。
今となっては、自然な日々の中で紡いできた家族との思い出が、
幾度も瞼の裏に浮かんでくるようになってしまった。
我慢のドッペル
DOPPEL
その姿は、殻
この感情の主は自身のドッペルのことを、自分が溜め込んでいる感情を発露してくれるものだと認識しているが、それが代償行動だと理解しているので、割り切れない気持ちで眺めている。
このドッペルは、害を加えようとする者に抵抗感を示してトゲを出し、危険と認識すれば激しく攻撃を加えてくる。
まれに、主の感情の高ぶりに合わせて爆発を引き起こすと、陶器とも金属とも違った強い強度をもつ殻が破られ、激しい魔力の波が辺りを包み込む。
まりこ あやか
毬子 あやか
任せて!これは鉄板だから!
かつてはネガティブで陰鬱な日々を送っていたが、願いによって明る
く爽やかな性格を手に入れた魔法少女。
かつての反動もあって、今は何事にもポジティブ。
しかし、作られた明るさであることの後ろめたさも、笑顔の裏で時々
感じている。
-
案ずるなかれ!何とかすれば何とかなる!
-
あたしは、あのとき生まれ変わったんだ…
-
いやぁ…あたしは…そんな人間じゃないよ…
-
なはは!何回思い出しても笑える!あのネタ
-
笑う門には福来るってね!さー、笑おー!!
-
見て!渾身の一発ギャグ!巻き寿司ぃ~…!
-
大丈夫、大丈夫!ほら、笑顔!スマ~イルっ
-
ぬおーっ!テンション爆上がりぃ!
-
想定内、ってヤツですなぁ!
-
やっぱり!?イケると思ってたんだってぇ!
-
この調子でもう一戦…!いっちゃう~っ!?
自分を笑顔に、みんなも笑顔に
MEMORIA
いつも笑顔で、周囲も笑顔にする
太陽の様な存在の友達に彼女は憧れていた
気付けば自分を変えたいと思うようになっていた
えり あいみ
江利 あいみ
恋する力!みせてあげる!
恋に一生懸命な魔法少女。
中学生の頃から好きな人がいるが、本人を前にすると
恥ずかしくなってしまい、うまく話せないことに悩んでいる。
告白シチュエーション・デートプランを書き綴った妄想ノートは
誰にも見せられない秘密。
-
いつになれば私の恋は成就するの…?
-
片思いのまま死ぬなんて…絶対絶対嫌ーっ!
-
私の大事な人に何してくれちゃってんのよ!
-
え、えっと…わ、たし…は…そのっ…!
-
どうしたらいいの!?マジどうしよう!
-
ノープロブレム!こっからが本番よねっ!
-
それってつまり…!キャー!もう…キャー!
-
はいはい!また今度ね!
-
好きな人、待たせるわけにはいかないでしょっ!
-
恋する乙女のパワー、思い知った?
-
命短し恋せよ乙女、ってね!
50通目のラブレター(未完)
MEMORIA
スマホのメッセージじゃ彼女の熱い想いは伝わらない
直接告白しようと思っても、顔を直視することだってできない
だからこの1枚の紙に自分の字で自分の想いをギュッと詰める
寝る前に覚悟を決めた彼女は、スズメの声を聞きながら悩んでいる
いすず れん
五十鈴 れん
私に続きを記させて
小さい頃から内気で、人と話すことが苦手な魔法少女。
孤立し、生きていくことに苦しみ、自らを追い詰めてしまうが、
その時に魔法少女の世界を知ったことで、
どん底から抜け出すことができた。
精神的に成長もするが、まだ気弱な所がある。
-
辛いというより、哀しかったんです
-
みんなみんな…優しくなれたらいいのに
-
私には、それはキラキラと輝いて見えました
-
また…死ぬのに失敗してしまいました
-
私は…この希望を見つめて生きていこう
-
いつだって上手く言葉が出てこない
-
出てこい、私の言葉。私の声…!
-
勝ち…!…ました…はい…!
-
まだ…心臓がドキドキしてます…はい…
-
生きてこそ…ですね
-
はいっ!これはっ…!嬉しいドキドキですっ…!
光を知った日
MEMORIA
あの日、君に出会って、君が教えてくれて、
僕は大切なことを知ったんだ
「この世界には、まだ知らない美しいものがたくさんある」
まだ追いつかない僕の彩りで描いたのは、黒一色の夕焼けだった
最初で最後の1ページ
MEMORIA
最高のプレゼントを目にした瞬間の身体の熱も、
大切な1ページを記したときの鼓動の高鳴りも、
5年先、10年先…何年経っても、僕はきっと忘れないだろう
どれだけページをめくっても、後にも先にも、この想いは一度きり
電令のドッペル
DOPPEL
その姿は、心電図
この感情の主は、強力な電気信号を駆使し相手の悪意を人格もろとも焼き尽くすこのドッペルの能力に恐怖を覚える一方で、これが殺害以外の方法で人間の悪意を根絶させることが出来る唯一の方法ではないかという誘惑に悩む。
またこのドッペルは生死を司る力も持ち、その姿を現す時に主は一時的に精神が肉体と分離した幽体離脱状態となる。
しずみ このは
静海 このは
私に任せてもらえるかしら
神浜市の施設「つつじの家」出身の魔法少女。
元は裕福な家庭で生まれ育ったが、家業が傾き、父親と母親を相次いで病で亡くし、つつじの家に引き取られた。
施設内では皆の取りまとめ役で、勉強をはじめ、何をやらせても優秀。
しかし、料理だけは下手。
-
葉月、あやめ。ついてらっしゃい
-
私たちは私たちで生き抜いて見せるわ
-
神浜市…なかなか悪くない狩場ね
-
別にこそこそしてるつもりはないわ…
-
葉月、あやめ。いつものパターンで行くよ!
-
手出ししないで。あれは私たちの獲物よ
-
すべてを背負って生きていくって決めたの…
-
必ず生き延びてみせる…
-
私の目は先を見据えてるの
-
そうね…こんなものかしら
-
前へ進む…ただそれだけよ
花咲く家で育って
MEMORIA
天涯孤独の私を引き取ってくれたあの家
今でも夢に出てくるけど、今はもうないあの家
つつじの花が咲き誇る中、私たちは笑って、怒って、泣いて…
もう帰ることができない、大切な、大切な、あの家…
報復のドッペル
DOPPEL
その姿は、狐
この感情の主は様々な魔力を駆使し恨みある者達へ報復する。
このドッペルは三つ首狐拳のドッペルのひとりで報復の写し。魔法に長け怪火を操り相手を幻惑する。
例え水中であっても遺恨ある限りこの怪火が消えることはないだろう。
ドッペルの出現中、主は理性を失い本能のままに行動しすさまじい跳躍力を発揮する。
ゆさ はづき
遊佐 葉月
完璧ー!一緒に仕留めるよ!
神浜市の施設「つつじの家」出身の魔法少女。
家族との旅行中に事故に遭い、自分だけが生き残り、つつじの家に引き取られる。
だが、そんな暗い生い立ちにも関わらず、性格は明るく社交性もあり、
周囲とのコミュニケーションや世渡りも上手。
-
この家の料理長は、アタシでしょ
-
アタシだからってそんなに警戒しないでよ
-
まーまー、ちょっとは肩の力抜こうよ
-
アタシたちはここで暮らしたいだけだよ
-
クラゲみたいにフワフワ漂っていたいよね
-
それでもアタシたちは家族だから…
-
生きてりゃ面白いこともあるでしょーよ
-
よし、終わりっと!撤収~
-
まあ、負けられるわけないからね
-
勝った勝った~。いい感じじゃない?
-
悪いけど、ここじゃ止まれないんだよね
葉月はいつでも忙しい
MEMORIA
「今日は15時からアポイントメントが2件
その帰りに食材を買って、18時には晩御飯の支度をしなきゃ…
あ、そうだ!あやめが壊した家具も直さなきゃ!
えーっと、あとそれから…何かあったっけ?」
みくり あやめ
三栗 あやめ
あちしの力、見せてやんよ!
神浜市の施設「つつじの家」出身の魔法少女。
1歳の頃に捨てられて以来、つつじの家で育つ。
純粋で真っ直ぐな心の持ち主で、なおかつとても野性的。
常にアクティブで、何でも向こう見ずに突き進んでしまうためにトラブルも頻繁に巻き起こしてきた。
-
その木の実食べられるよ!あちし平気だったし
-
魚だったら手で捕まえれるし!一匹ずつね!
-
あ、あちしだって考えてるんだから!
-
あー、これメンチじゃなくてコロッケだー!
-
あの坂から転がったら面白そうじゃない!?
-
絶対絶対ぜーったい、あちしは負けないし!
-
しょーがないじゃん!嫌なものは嫌なの!
-
やったやった!どんなもんよ~!
-
ふ~、キレイサッパリ、だね!
-
あちし最高!…とか言っとく!
-
気持ちいいくらい決まったね!
あやめコレクション!
MEMORIA
「見て見て!これ、あちしが見つけてきた宝物だよ!
これなんて、すごい珍しい宝石で…違うよ!ビー玉じゃないもん!
これはモンスターが脱皮した…違うよ!セミの抜け殻じゃないもん!
もう分かってないなぁ~!あちしのコレクションの素晴らしさをさ!」
かがみ まさら
加賀見 まさら
もう終わらせようよ
感情の起伏に乏しい魔法少女。特に波風も立たない穏やかな家庭に
生まれ、両親の愛情を受けながら成長していった。
しかし、生来のものなのか、非常に冷めた性格となり、淡々とした
毎日を送っている。一方、内心では刺激を求めている。
-
私はあくまで、客観的判断を下しただけ
-
私と一緒にいても、メリットなんてないもの
-
守った?自分を?私が彼女を庇ったのよ
-
私も、怪我をするのは好きじゃないもの
-
期待に応えようなんて…さらさら思わない
-
それは私にとって不快なことだから
-
これからは、必ず私を呼んで
-
どう?勝てて嬉しい?
-
こういうとき、喜ぶのが正解なのよね
-
守れてよかった
-
今のこの気持ち…何て表現したらいいの?
無味乾燥
MEMORIA
勉強、習い事、遊び、色々なことを経験してきた。
小さな頃から水泳もやってきた。
それでも彼女は、何1つ興味を持てない。
そんな彼女の日常は、つまらなく、毎日が退屈であった。
はるな このみ
春名 このみ
こんなアレンジはどう?
花への愛は人一倍の、お花屋さんで働く魔法少女。
尊敬する店長さんのためには苦労も厭わないなど、情に厚い。
接客もお手の物のしっかり者だが、花のこととなると愛ゆえに空回り
してしまうことも。フラワーアレンジメントも得意。
-
どうぞ!あなたにお花のプレゼントです!
-
『花裂け女』の噂…?ど、どんな噂なの…?
-
花を贈るのって、とっても素敵なことなのに
-
私!いいこと思い付きました!
-
あの日から…花に魅せられたままなのです
-
お花のケーキ…なんていいかも…!
-
あなたも大切な人に花を贈ってみませんか?
-
素敵な笑顔でお店に立てそう!
-
祝勝ブーケ…なんてどうかな?
-
みんなの笑顔が満開だね!
-
みんなに花束、贈りたいな…!
花言葉って知ってる?
MEMORIA
愛情、友情、信頼、平和、楽観…。
憎悪、敵意、疑心、混乱、悲嘆…。
花には1本1本、言葉が与えられている。
それ故に、花は魅力的で美しいのだ。
あやの りか
綾野 梨花
一緒なら大丈夫だよ!
最新のファッションやメイクが大好きな、今時のギャル系魔法少女。
ミーハーな趣向とはウラハラに、恋には一途で、秘めたる切ない想い
に長年悩み続けている。
裏表のない性格で、誰とでもすぐに打ち解けられるタイプ。
-
なーもう!魔女退治でストレス発散だーっ!
-
あんな爽やかな好青年とか…反則でしょ…
-
やっぱお姫様と王子様が引っ付くべきだよ…
-
願ったのが、この白いモケモケだもんなーっ
-
今日は、運命の王子様を探しにきましたーっ
-
普通じゃなきゃ変なの?おかしいの?
-
やっぱ、ヤケになってもダメだねっ!
-
おしゃ!あたしの勝ちーっ!
-
どーだ!あたしの活躍っぷり!
-
うんうん!みんなに拍手だね!
-
あたし、カリスマ魔法少女だっ!
おしゃれ全開!
MEMORIA
流行りの派手な洋服、最新で大人気のコスメ。
可愛くギャルっぽいファッションが好きな彼女だが、
見た目だけで偏見を持たれてしまうことも、しばしば…。
みくに おりこ
美国 織莉子
私の力が必要ですか?
元議員の父親を持つ、お嬢様魔法少女。
目的のためには手段を選ばないところがあり、冷酷な人だと思われが
ちだが、それらは父親譲りの正義感の強さに因るところである。
行動に反して物腰は至って柔らかく、家では優雅に紅茶を嗜んでいた
りする。
-
わたしの道に…乱れが生じ始めている…?
-
今まで見たことのない未来…これは一体…
-
どんな道筋を辿ろうと、終着点は変わらない
-
何を為すべきか…それをわたしは知っている
-
永遠にわたしに尽くし護りなさい…!
-
わたしは美国久臣の娘でしかないのね…
-
為すべきことは一つ。鹿目まどかを始末する
-
勝負あったわね
-
歯向かう気は失せた?
-
改心してちょうだい
-
あなたも私の駒になる?
罪と罰
MEMORIA
小さな頃から何度も読み返してきた【罪と罰】
そこに描かれている主人公は、あの子とよく似ている
だが【死の重さ】に耐えられない様なら
彼女の駒にはなることはできない
くれ きりか
呉 キリカ
これも織莉子のため
美国織莉子の忠実な僕として働く、危険な香りのする魔法少女。
君主である織莉子のためには、非道徳的なことにも迷わず手を染め
魔法少女たちの間では“黒い魔法少女”などと呼ばれている。
心根自体は子供のように純粋で、味覚も子供っぽく超甘党。
-
織莉子…慈悲深い人、私を赦してくれた人…
-
私はキミを願って魔法少女になったんだ
-
この力はキミのために使わせてもらうよ
-
我慢の限界だ…!死んで償ってもらうよ!!
-
さぁ、織莉子。私に早く命令しておくれよ!
-
キミのためなら何にだってなってみせるよ!
-
あぁ…これこそが本当の愛ってやつだね…!
-
何だ、もう終わりなのか?
-
当たり前だろう?
-
うん、なかなか楽しかったよ
-
私の愛を見くびらないでほしいね
愛のかたまり
MEMORIA
彼女に残されているものは【愛】だけ
そんな彼女が、愛している人から初めて貰ったプレゼント
【うさまる】は、同等の愛情が注ぎ込まれている
その【愛】の為なら、彼女はどんなことだって成し遂げる
篭絡のドッペル
DOPPEL
その姿は、針
この感情の主は、自身を救ってくれた恩人に対し、絶対的な忠誠を誓っている。
ドッペルが穿つ針が貫くのは、何も対峙する敵のみに限ったことではない。
主の運命すらも貫き、縫い付けてしまう。
それはまさに、すべてを捧げ、命すらも委ねている恩人への忠誠心の表れであり、
他者に依存することでしか己を保つことができない危うさを象徴している。
針に鋭さが宿れば宿るほど縫い目は増え、容易に離れることはできない。
しかし、それはまさに主の願望を表すことに他ならない。
ちとせ ゆま
千歳 ゆま
ゆまがお手伝いするの!
いつも佐倉杏子に引っ付いている、まだまだ幼い魔法少女。
杏子を肉親のように慕っており、杏子の言うことは絶対であり、杏子
のためならどんなことでも頑張る。
子供らしく無邪気だが、虐待のトラウマから、孤独には人一倍の恐怖
心を持っている。
-
キュゥべえの言う通り!魔法少女になれた!
-
お願い…ゆまを一人にしないで…
-
ゆまは『治癒魔法』っていうのが使えるの!
-
キョーコがケガしたら治してあげるの!
-
ゆまも魔法少女になって戦いたい!
-
キョーコのために魔法少女になったんだもん
-
ゆまだって、ちゃんと役に立つんだもん!
-
勝ったよ?やったぁ!
-
褒めて褒めてっ!
-
ゆまだって闘えるんだよっ?
-
ほらね?役に立ったでしょ?
ヒーローとの出会い
MEMORIA
少女を救った"ヒーロー"は、1つの飴を差し出した。
その飴はとても甘く、嫌な思い出を取り払ってくれるようだった。
自分も"ヒーロー"と一緒に戦いたい。
少女は小さく心に誓った。
かずみ
かずみ
いまのわたしはこう動く!
記憶を失っているあすなろ市の魔法少女。
普段は御崎海香、牧カオルと共に行動し、一緒に生活もしている。
食に対しての意欲は人一倍で、食べるのも好きだが、作る方の腕前もかなりのもの。
髪の毛の具合で魔女の居場所を察することができる。
-
すごいでしょ…わたし、魔法が使えるんだよ
-
悪い人が魔女になるとは、限らないんだね
-
あ~、おなかへったなぁ~…
-
海香、カオル!ごはんできたよ~!
-
わ、わたしたち、神浜市へ行くの?
-
名前はかずみ。苗字はまだ思い出せないんだ
-
あ…!こっち!魔女を感じる!
-
はぁ~、おなかすいた…
-
よし!じゃあ、何か食べに行こうか!
-
息ピッタリだったね!
-
わたし…戦える!
グランマのイチゴリゾット
MEMORIA
特別な日はイチゴリゾット、それが彼女の決まりだった
たとえ記憶がからっぽで、自分が何者かさえ見失いそうでも…
グランマ直伝のレシピは、その手が覚えている
グランマは彼女の中から、絶対にいなくなったりしない
空腹のドッペル
DOPPEL
その姿は、黒いコック
この感情の主は、食に対して人の何倍もの強い拘りをもつ。
相手が魔法少女であろうと、魔女であろうと、お構いなし。手当たり次第になんでも調理し、自らの体内へと収めてしまう。
まさに食欲そのものから生まれ出でし料理人であり、すべてを喰らいつくして無へと帰す暴食のドッペルである。
テーブルの上の皿は、いつでも、何枚でも用意されている。戦いの場で席を同じくして、自らが供されることのないように…。
みさき うみか
御崎 海香
読めたわ!仕掛けるわよ!
あすなろ市の魔法少女であり、中学生にして売れっ子の小説家。
一軒家にかずみ、牧カオルと共に暮らしている。
執筆に行き詰ると、ストレス解消に料理、そして買い物をするという習慣がある。
ちなみに、小説はパソコンで書いている。
-
よろしくて?…さあ、存分にお買いあれ!
-
ここにいるというの…?この…神浜市に…
-
かずみ!カオル!…一体、どこにいるの…!
-
あなた…神浜市の魔法少女…なの?
-
作家は壁に当たった時ほど冷静にならなきゃ
-
次の展開…私ならこう組み立てるわ
-
そんな物語…私は認めない!
-
悪い出来ではないわね
-
ひとまず筆を置きましょうか
-
筋書通りの終わり方ね
-
当然の結末ね
七つのほしぞら
MEMORIA
ちいさな想いを踏みにじられ、あの日、彼女の心は死んだ
その後に出会った少女の言葉が、再び生きる勇気をくれた
七人の仲間に見守られ、もういちど作家の道へと踏み出した
彼女が選んだ題名は、“七つのほしぞら”
まき かおる
牧 カオル
あんたを置いて行けるか!!
あすなろ市の魔法少女。
普段はサッカープレイヤーであり、『将来は全日本で10番を背負う』と語れるほど、その実力はかなりのもの。
魔法少女としても、そのフィジカル面の強さを活かした戦い方が得意。
ユニフォームは夏でも長袖。
-
よっしゃー!ナイスシュート!
-
ちなみに、ユニは夏でも長袖ね!
-
どこに行ったんだ…かずみ…海香…!
-
あたし?あたしがやってるのはサッカーだよ
-
シュート決めなきゃ勝てないもんね…!
-
外さないよ…これが最高の一本だ!
-
こんな所で…足を止めちゃいられないんだ!
-
正々堂々と試合終了!
-
この勝ちは大きい!
-
熱い戦いだったね!
-
課題だらけの勝利だなぁ…
カラダの傷とココロの傷
MEMORIA
「もう、サッカーは無理だろうね…」再起不能のケガを負いながら
彼女が気遣うのは、もうひとりの少女の気持ち
人々の噂話は、自分を負傷させた相手の心をも切り刻む…
心優しい彼女の想いは、そのことにだけ向けられていた
TOP